離婚協議書アプリを作りました

弊所は行政書士事務所として、離婚協議書を作成する業務を取扱っています。その中で、離婚協議書アプリがあったら役に立つ場合もあるかもしれないと思い、アプリを作ってみました。以下に経緯を説明いたします。

時々「離婚協議書について相談したい」という電話がかかってきます。事務所にお越しいただきお話しを聞いてみると、書籍・インターネット・離婚カウンセラー・市民相談窓口などで既に情報収集をしてきていて、更に弊所に情報収集の補強にお越しになっているように感じます。

相談者様が100%発言するのが「公正証書の離婚協議書を作成して、強制執行できるようにしたい」です。

公正証書は、夫婦で協議を行い、その協議結果を紙に書き、公証役場に行くことで、作成することができます。

しかし、諸々の事情があるのだろうと思いますが、なかなか公正証書の作成に行き着いていないように思います。

より短距離で公正証書の離婚協議書に行き着いていただくために、通常の行政書士業務としての離婚協議書作成業務をアプリに実装してみました。アプリならば、心理的なハードルが下がり、公正証書作成に向けて行動し易くなるかもしれないと思うからです。

行政書士の通常の離婚協議書作成業務は、協議すべき事項を案内し、夫婦の協議結果を紙に書いてまとめ、公証役場に引き継ぐことです。これをアプリでやります。

協議すべき事項は、個別の場合で多少幅がありますが、ほぼ決まっています。

民法766条1項では、以下が規定されています。

  • 子の監護をすべき者(←親権者のことです)
  • 子との面会及び交流に関すること
  • 子の監護に要する費用の分担(←養育費のことです)
  • その他に子の監護に必要な事項

民法768条1項では、以下が規定されています。

  • 財産の分与

相談者様は「養育費は〇〇円で合意している」などと言います。しかし、それでは協議が足りません。

  • いつから支払いが始まるのか
  • いつまで支払うのか(子が成人する月までなのか、たとえば大学卒業の月までなのか等)
  • 毎月、何日までに払うのか
  • 養育費の振込口座は何処なのか
  • 振込手数料は誰が負担するのか
  • 子の進学や病気などで通常の養育費で足りないときはどうするのか
  • 養育費の支払いが滞ったらどうするのか(どうなるのか)

養育費ひとつを取っても、これくらいまで協議をしなければなりません。人によっては、ボーナス月は〇〇円加算などと合意する場合もあります。複数の子がいれば、それぞれの子で、条件が違う場合もあります。

離婚協議書アプリは、協議すべき事項を案内し、夫婦の協議結果を記録します。その記録を印刷すれば、公証役場に持って行くことができます。

きちんと協議ができた状態で公証役場に行けば、あとは公証役場が公正証書を作ってくれます(公証役場に行く時は事前の電話連絡が必要です)。

離婚協議書アプリの詳しい紹介は、離婚協議書アプリのページをご覧ください。

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今すぐ借用書を作ってほしい・・・|アプリなら、できるかもね!?

午後3時を過ぎて「今すぐ借用書を作ってほしい」という電話が掛かってきたことがあります。その日の夕方には、お金を貸してくださる方に借用書を差し入れる必要があるのだそうです。電話を掛けてこられた方(=お客様)の必死さが、伝わってきます。

この電話を受けたとき、私は事務所の外にいたのですが、用事は済んでおり、2~30分あれば事務所に戻れる状況でありましたので、お客様には事務所までお越しいただけるよう伝え、自分自身も大急ぎで事務所に戻ったのでありました。

事務所でお客様と合流し、ヒアリングを行い、「少し待ってくださいね」と文書を速攻で作り、完成した文書を引渡すところまで、所要時間は3~40分といったところで、午後5時より前にはお客様は事務所を後にされたと思います。

この時は、お客様はラッキーであったと思います。私の時間が空いており、ご希望通り、すぐに対応ができたからです。

私の普段の業務は、「今すぐに・・・」というような性質のものではありません。時間が空いていない場合は、注文を受けた順序で処理するのがルールになっています。しかし、切羽詰まって必死なお客様が「今すぐに・・・」と訴えるなら、どうにか応えてさしあげる方法はないか、と思っていました。

生身の行政書士の時間が空いていなくても、お客様に対応する方法・・・生身でなければ機械だ・・・今の時代なら「アプリ」だ、と思い至りました。

という訳で、この度「借用書を作成するアプリ」を作りました。

アプリは、親しく信頼関係のある間柄でお金を貸し借りする場合【限定】でご使用いただけます。

金融機関等から借りるなら金融機関等が契約書を用意するはずです。業者ではない個人が好意・厚意でお金を貸すから「借用書を差し入れてね」という話しになり、借りる側が「今すぐ借用書を作ってほしい・・・」と行政書士事務所に依頼する、という図式を思い浮かべれば、上述の場合【限定】であっても不都合はないと思います。

「今すぐに・・・」に応える目的でありましたので、利用者登録をしていただければ、すぐにアプリを操作できます。このアプリ利用は有償であり、お支払いは後払いです。まずはお金を貸してくださる方に借用書を差し入れて、それからアプリ利用料をお支払いいただければ結構です。

元々、弊所の近隣のお客様を思い描いて作ったアプリですが、アプリといえばインターネットに公開されている訳で、日本全国でご利用いただけることに後になって気付きました。

よろしければ、借用書作成アプリをご利用ください。案内ページ・アプリの入口ページもご覧ください。

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