今すぐに風俗営業許可取得の勧め|許可の取れるエリアは減っている

この投稿は、クラブ・スナック・パブ・ラウンジのような業態の飲食店様向けです。これらの業態に明確な定義がある訳ではありませんが、「雰囲気を楽しむのが主目的の飲食店」という意味合いです。

これらのお店は、大抵の場合で、風俗営業1号許可(平成27年6月の風営法改正前は2号)を取得していると思います。

その一方、風俗営業許可を取得していない、つまり「接待(=歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと)」のないクラブ・スナック・パブ・ラウンジのようなお店も存在すると思います。

さて、タイトルの「今すぐに風俗営業許可取得の勧め|許可の取れるエリアは減っている」に言及します。

既存のお店で、お店の経営者様が「風俗営業許可が欲しい」と思っているなら、今すぐに許可取得に向けて動き出すことをお勧めします。
その理由は、許可の取れるエリアは減少傾向にあるからです。なぜ許可の取れるエリアが減少傾向なのかと言えば、保育園が増えているからです。保育園の近隣では風俗営業店を出店することはできません。

既存の飲食店の経営者様で「困ってしまった」実例を紹介します。

この方のお店は、開店1年程度で、開店当初は「夜のお店」風の設えの接待のない普通の飲食店でした。接待がありませんから風俗営業許可も取得していませんでした。
しかし開店して数か月が経過し、「キャストの女性を飲食客の横に座らせないと経営的に上手くいかない」と判断し、接待を行ったところ、そのことが警察の知るところとなり・・・となりました。
警察は「風俗営業許可を取得して適法に営業しなさい」と指導しました。この経営者様も警察の指導を受け入れようと、行政書士である私のところに連絡をしてこられた訳です。

「困ってしまった」のは、ここからです。
この経営者様のお店は、いかにも風俗営業ビルという見かけのビルに入居しています。現実にこのビルに風俗営業許可を持ったお店が存在しています。しかし、この経営者様は風俗営業許可を取得することはできませんでした。不許可になったのではなくて、そもそも許可申請をすることができませんでした。
その理由は、このビルの近隣に「保育園が新設されていた」からです。繰り返しになりますが、近隣に保育園があると風俗営業許可を取ることはできません。
この方が「困ってしまった」のは、風俗営業許可がなければ接待できない、そして接待できなければお店が経営的に成り立たない、ということです。その後の顛末は私には分かりませんが、「お店は撤退」という選択になったものと推測します。

このようなことがありましたから、既存店で「風俗営業許可が欲しい」と思っていらっしゃる方には「今すぐ許可取得に向けた行動」をお勧めします。新規開店の方は風俗営業のできる場所を探せば良いのですが、既存店で風俗営業許可が欲しい方は「すぐに行動」してください。

ここで、風俗営業許可が欲しい方に向けて、保育園に関して2つ注意があります。

  1. 全ての保育園の近隣で風俗営業許可が取れない訳ではない
  2. 保育園の新設の計画があるだけでも、近隣で風俗営業許可は取れない

項1については、千葉県の場合は、児童福祉法7条1項に該当する保育園の近隣で風俗営業許可を取得することができません。見た目が保育園であっても児童福祉法7条1項に該当しない保育園がありますから、すぐに諦めないようお願いします。

項2については、今現在、現実に保育園が存在していなくても、保育園新設の計画が行政に提出されていれば、その近隣で風俗営業許可を取得することはできません。従いまして、計画の有無について注意を払う必要があります。

最後に宣伝となってしまいますが、風俗営業許可が欲しい方は、弊所に風俗営業許可の申請手続き代行をご依頼ください。

ご参考までに、弊所のある本八幡駅周辺の状況を写真でご紹介します。
本八幡駅周辺で風俗営業許可の取得できる場所の目安
緑線で囲んだ商業地域では、赤い円で囲われた南東の一部を除き、ほぼ全域で風俗営業許可が取れる可能性があります(令和2年1月時点)。なお、写真は目安であり、風俗営業許可の申請代理をご依頼いただくと、行政書士がお店の周辺を歩いて見て回り「出店可能であるか否か」を確認します。

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